医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算
・当院はオンライン資格確認を行う体制を整備しています。
・受診受付時にマイナ保険証を用いて医療情報等の提供に同意された患者様については、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
・電子処方箋、電子カルテ情報共有サービス導入など、医療DXに対応する体制整備に順次取り組んでいきます。
医療DX推進体制整備加算 初診時 8〜11点
医療情報取得加算 初診時・再診時 1点
外来感染対策向上加算・連携強化加算・発熱患者等対応加算
・大阪府と感染症法に基づく医療提供体制に関する協定を締結した第二種協定医療機関として、大阪府と「発熱外来」実施に関する医療措置協定を締結しており、受診歴の有無に関わらず受け入れています(「自宅療養者等への医療提供」については医療措置協定を締結していません)。
・発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者様は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合した適切なな感染防止対策を講じたうえで診療します。診療時には発熱外来等加算を算定します。
・受け入れを行うために必要な感染防止対策として、時間的・空間的分離により発熱患者等の導線を分ける等の対応を行う対策を講じることが義務づけられており、当院では専用の個室待合・個室診察室の事前電話予約制とし、感染防止対策を遵守した上で一般診療と並行して診療可能な予約枠数の中で診療しています。
・感染対策向上加算1にかかる届出を行った医療機関又は地域の医師会が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンス、および新興感染症の発生等を想定した訓練に定期的に参加しています。
・受診患者の感染症発生状況や抗菌薬(抗生物質)の処方状況について、感染対策向上加算1にかかる届出を行った医療機関に定期的な報告を行い、抗菌薬の適正使用について助言を受ける等、抗菌薬の適正使用推進に取り組んでいます。
外来感染対策向上加算 初診時・再診時 6点
連携強化加算 初診時・再診時 3点
発熱患者等対応加算 初診時・再診時(個室対応を行った場合等) 20点
院内トリアージ実施料
診察・検査の結果、緊急処置が必要な場合には近隣の高次医療機関への救急搬送等を行いますが、緊急症例への迅速に対応できるように、来院後早期に緊急性や重症度を判断し診察の優先度を決める「院内トリアージ」を実施しています。
診察は基本的にはご予約順・ご来院順に行いますが、ご病状や診察内容・トリアージによる緊急性によって前後することがあります。緊急処置や救急搬送が必要な患者様の対応を優先せざるを得ない場合がありますので、ご理解のほどよろしくお願い致します。
特に病院施設が当直帯に入る時間帯においてはより迅速な対応が必要になります。診療報酬規則で夜間・早朝加算の対象とされている時間帯(平日18時以降および土曜12時以降)に受診された初診患者様に対して、院内トリアージを実施した際には院内トリアージ実施料が規定されており、当該時間帯の初診患者様の診療時に算定させていただきます。
院内トリアージ実施料 300点(平日18時以降・土曜日12時以降の初診時)
外来データ提出加算
・厚生労働省は傷病名・治療行為、医療機関の施設特性等のデータ収集とともに、受診頻度や疾病の状態の変化、1人あたり医療資源投入量等を指標として、提供されている医療サービスの実態及びその影響を把握するための分析・評価を行うため「外来医療等調査」を毎年実施しています。
・診療報酬の請求状況、生活習慣病の治療管理の状況等の診療の内容に関して、「外来医療等調査」に準拠したデータ提出の実績が認められた保険医療機関として、外来データを厚生労働省に定期的に提出し、継続したデータ提出を評価した加算として外来データ提出加算を算定します(2025年1月から)。
外来データ提出加算 50点(生活習慣病管理料2を算定する場合)
一般名処方加算
・医薬品の名称には「商品名(製薬会社毎に付ける名前)」「一般名(有効成分の名前)」の2種類があります。
・保険調剤薬局において、医薬品の流通状況・在庫状況に応じて柔軟な調剤が行えるように、当院では処方箋に「商品名」ではなく「一般名」を記載する「一般名処方」を行っています。
・日本では各種医薬品の出荷停止・出荷調整が続くなど医薬品の安定供給が難しい状況が続いており、医薬品の安定供給・保健医療体制維持のため、保険医療機関としては後発医薬品の使用促進、処方箋の一般名処方などの取り組みが欠かせない状況ですので、ご理解の程よろしくお願い致します。
一般名処方加算(処方箋料) 8〜10点
先発医薬品を希望される場合の選定療養費(2024年10月から)
・当院の処方箋は「一般名処方」で記載しており、処方箋に記載した「一般名」に対応する医薬品(先発医薬品・後発医薬品A・後発医薬品B...など)から調剤時に患者様のご希望、調剤薬局の在庫状況に応じて選択していただくことが可能です。
・後発医薬品の在庫がある状況で先発医薬品を希望される場合は、調剤薬局でのお支払い時に、通常の1~3割の患者負担に加えて選定療養費(薬価差の4分の1の追加料金)を負担することで、先発医薬費を選択することが可能です。
・後発品のある先発品で、医師が先発品に「医療上の必要性」から先発品を指定した場合は、その旨を指示した処方箋を発行するため差額の負担はありませんが、「医療上の必要性」とは先発品から後発品へ変更した場合に医学的に明らかに示すことができるような病状の悪化を認める場合等です。「後発品は心配・私は先発品にしている・他院では先発品だった・後発品にすると体調が悪いように思う」などのみの理由は基本的に「医療上の必要性」には当たりませんので、その場合は選定療養費を負担のうえで先発医薬品をご選択ください。
電話再診料
電話にてお薬や症状のご相談のお問合わせをいただき、医師の判断や指示が必要な場合に医師が治療上の指示等を行った際は、診療報酬で定められた電話再診料(73点)の算定対象となります。
次回診察日に合わせてご請求させていただきますのでご了承のほどよろしくお願いします。次回受診予定がない方は、お近くを通られた際にご清算をお願いします。
*診療時間のお問合せ等、医師の治療上の指示を要さないお問合せにつきましては対象外です。